今年から凱旋門賞の馬券がJRAで購入可能だ。ただし、ネット投票のみ&日本国内独自オッズとのこと。凱旋門賞はフルゲート20頭であるため発売機対応に必要なコストの問題、出走時刻は日本時間の深夜なので騒音や移動手段の問題があり、競馬場やウインズでの発売は難しいのだろう。
日本国内独自オッズということは、日本ではマカヒキの応援馬券でマカヒキは1番人気になり、現地フランスよりもオッズが下がる可能性が高い。逆に現地フランスでの1番人気馬のオッズは日本では高いかもしれない。そうなれば馬券的にはマカヒキを日本で買うのは損な気がしてしまう。
今年の凱旋門賞の1番人気はドバイシーマCでドゥラメンテを負かしたポストポンド(英)。ドゥラメンテを物差しにマカヒキとポストポンドを比較してみよう。
ドバイシーマCでのポストポンドと右前落鉄したドゥラメンテとの差は2馬身。もし落鉄していなかったら、好勝負だった可能性があるが、着差があったがためにポストポンドは全能力を出していない可能性も考えると、ポストポンドはドゥラメンテより若干能力が上と考えてもいいだろう。
それではドゥラメンテとマカヒキはどちらが強いだろうか。どちらもダービー馬として結果を残しており実績は遜色ないが、破天荒なドゥラメンテに対して、優等生のマカヒキという印象の通り、折り合い、自在性を考えるとマカヒキの方が上とみる。となるとポストポンドとマカヒキは好勝負になる可能性大。
是非マカヒキを応援したいが、馬券的にはポストポンド単勝に旨味があるかもしれない。
ちなみに凱旋門賞の後、メルボルンCや香港国際競走も販売予定らしい。