そのままパドックまで行き、第1レースの出走馬をチェック。土曜日だと観客もまばらで、のんびりした気分で印を打ち、馬券を購入。本馬場入場、返し馬と続き、ファンファーレが鳴り響く。ここまでは最高の気分。
ゲートが開き、印を打った馬を探す。おっ好位置だな、そして4コーナー手前から上がっていくのを確認。ここまでが至福の時。直線で伸びるか伸びないか。どちらかというと穴党の私は、伸びないことの方が多い。。。
馬券には絡まなかったが人気薄でも見せ場は作ったとか、一瞬いい脚を使ったとか、自分を納得させ、次のレースに臨む。この繰り返しで午前中が終わる。
さあ心機一転、午後は取り返すぞー、とばかりに第6レースから気合を入れる。平場レース時はまだ余裕があるが、ファンファーレが変わり、特別レースが始まると緊張感が高まる。「このままだと今日も負ける」「彼女とフレンチでも食べたと思えば。。。」「麻雀で負けを取り戻せばいいか」等と悶々としてくる。
そうこうしているうちにメインレース。昨晩まで検討しまくって印を打ったのに、疑心暗鬼に駆られる。こういうときは初志貫徹で行くと違う馬が来て、方針変更すると元々の本命馬が来る。結局は負けるのだ。
残るは最終レース。起死回生の逆転満塁ホームランなんて出るはずないのに、ついつい手を出してしまう。最終レースやるときって、半べそ気分なことが多い。メイン終わって勝ってると最終レースはやらないから。
ということで、9時半ごろは楽しくてしょーがない状態から、夕方にはまさに黄昏気分になる、という1日を何度も過ごしておりました。
それでも競馬は楽しいのです。