2014年10月02日

競馬場での1日

まだ競馬場かウインズでしか馬券を購入できなかった頃、朝から東京競馬場に行くのがとても楽しみでした。府中本町駅から歩き、東京競馬場に到着すると、1コーナー前の広場で深呼吸するのがなんとも気持ちいい。芝生の緑と青空とそして勝つことしか考えていない意気揚々とした高ぶる気持ち。

そのままパドックまで行き、第1レースの出走馬をチェック。土曜日だと観客もまばらで、のんびりした気分で印を打ち、馬券を購入。本馬場入場、返し馬と続き、ファンファーレが鳴り響く。ここまでは最高の気分。

ゲートが開き、印を打った馬を探す。おっ好位置だな、そして4コーナー手前から上がっていくのを確認。ここまでが至福の時。直線で伸びるか伸びないか。どちらかというと穴党の私は、伸びないことの方が多い。。。

馬券には絡まなかったが人気薄でも見せ場は作ったとか、一瞬いい脚を使ったとか、自分を納得させ、次のレースに臨む。この繰り返しで午前中が終わる。

さあ心機一転、午後は取り返すぞー、とばかりに第6レースから気合を入れる。平場レース時はまだ余裕があるが、ファンファーレが変わり、特別レースが始まると緊張感が高まる。「このままだと今日も負ける」「彼女とフレンチでも食べたと思えば。。。」「麻雀で負けを取り戻せばいいか」等と悶々としてくる。

そうこうしているうちにメインレース。昨晩まで検討しまくって印を打ったのに、疑心暗鬼に駆られる。こういうときは初志貫徹で行くと違う馬が来て、方針変更すると元々の本命馬が来る。結局は負けるのだ。

残るは最終レース。起死回生の逆転満塁ホームランなんて出るはずないのに、ついつい手を出してしまう。最終レースやるときって、半べそ気分なことが多い。メイン終わって勝ってると最終レースはやらないから。

ということで、9時半ごろは楽しくてしょーがない状態から、夕方にはまさに黄昏気分になる、という1日を何度も過ごしておりました。

それでも競馬は楽しいのです。
posted by アイズオンリー at 08:19| Comment(0) | 思い出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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